中央大橋歯科クリニック インプラントセンター併設

電話番号:0272-88-0418(オーヨイハ)

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インプラント

第三の歯、それがインプラント

人間は乳歯から永久歯に交換すると、その後は一生同じ歯で生活しなければなりません。しかし長寿の方が増えた現代では、多くの人が生涯自分の歯だけで生活することが困難になっています。全ての歯の喪失を予防で食い止められれば理想的ですが、抜歯が避けられない状況になった場合にどんな治療を選択するべきなのでしょうか。

歯を喪失するということは歯が根っこからなくなるという意味です。この状態ではいわゆるさし歯はできません。それ故ブリッジや入れ歯といった補綴物が選択されてきました。しかしこれらの治療方法には欠点も多く、結果的に隣の歯を悪くしてしまったり、自分の歯のように噛めないという新たな悩みを抱えてしまうことも少なくありません。そこで従来の治療法とは全くコンセプトの異なるインプラント治療が登場してきました。インプラントは天然の歯と同じように顎の骨に植立して使用するので、しっかりと噛むことができ、また周囲の歯にも負担をかけません。インプラントはその構造が天然歯に似ていることから『第三の歯』とも呼ばれています。

安全なインプラント治療

安全なインプラント治療に欠かせないもの、それは歯科医師の経験とモラルだと思います。インプラント治療は他の治療に比べて施術頻度が少ないため、十分な経験を積むことが難しい治療のひとつです。しかし当院では過去に100症例以上の手術経験がある歯科医師が担当いたしますので、様々な症例に対応が可能です。モラルについては歯科医師が一つひとつの症例をしっかりと診断し、慢心することなく万全の準備ができているかどうかに掛かってきます。当院ではCT診査や術中のモニタリングをはじめ、手術専用スペースにおいて完全滅菌処理された器具のみを使って手術を行います。もしもに備えて毎回あらゆる器具や材料を準備しています。もちろんこれだけの準備には多くのコストを要しますが、利益を追求することなく良好な治療結果のみを追求することが歯科医師の責務であると考えています。

インプラント治療とは?

インプラント仕組み

歯科用インプラントは、1952年にスウェーデンのペル・イングヴァール・ブローネマルク博士が動物実験中に、チタンと骨が結合すること(オッセオインテグレーション)を偶然発見したことから生まれたものです。その後13年に渡り綿密な基礎実験と動物実験を重ね、1965年から臨床応用されるようになりました。

インプラントの形態や表面性状はメーカーによって異なりますが、基本的にはフィクスチャーと呼ばれるチタン製の人工歯根と、その上に連結される歯冠部に相当する上部構造から構成されます。用途の違いにより1回法インプラントと2回法インプラントに分けられ、表面性状の違いによりチタンインプラントとHAインプラントに分けられます。


豊富なインプラントシステム

中央大橋歯科クリニックでは、スウェーデンのNobelBiocare社製ブローネマルク、ノーベルアクティブ、アメリカのZimmer社製スイスプラス、スプラインの計4システムを採用しています。

ブローネマルクシステムのNobelSpeedyは一次固定に優れたインプラントで、前歯部または全顎で即時荷重(その日のうちに仮歯を入れること)するのに適したインプラントです。

ノーベルアクティブも一次固定に優れたインプラントですが、それ以上にプラットホームシフティングによって前歯部の歯肉に配慮した審美的修復に適しています。

スイスプラスは非常に治療がシンプルで強度に優れたインプラントなので、主に奥歯の治療に使用します。

スプラインはHAコーティングされたインプラントで、骨を誘導するのに優れたインプラントです。このため、抜歯即時埋入やサイナスリフト、ソケットリフトといったインプラント埋入と同時に骨を作る必要があるときに使用します。これらのシステムを使い分けすることで、患者様に確実で負担の少ないインプラント治療をご提供できると確信しています。


インプラント治療の流れ

インプラント治療は概ね下記の様な流れで行われますが、症例によって多少手順は異なります。インプラント治療を受けられる方は、治療の流れをしっかりと把握しておいてください。もし少しでもご不明な点があればどんなことでも質問してください。

診査と治療計画

インプラント治療に必要な診査を行い、治療計画を立案します。

【診査】問診、模型診査、レントゲン検査、ステント製作~CT検査
【診断】インプラント埋入部位、埋入本数、骨補填の有無、治癒期間、補綴方法、投薬
インプラント
埋入手術
(一次手術)

治療計画に従って顎の骨にインプラントを埋入する手術を行います。手術は局所麻酔で全く問題なく行えます。手術に対して不安をお持ちの方には、笑気吸入鎮静法にてリラックスして頂きます。手術時間は手術の内容と埋入する本数によります。埋入本数が1本だけでシンプルな症例であれば、15分くらいの処置になります。

インプラント埋入インプラント埋入
縫合後(GBR症例)縫合後(GBR症例)
治療期間

インプラント埋入後は、顎の骨とインプラントが結合する(オッセオインテグレーション)までを治癒期間とします。単にインプラントを埋入しただけのものであれば約3カ月、GBRやソケットリフトなど不足した骨を作る処置が絡んだ症例であれば約6カ月の治癒期間が必要となります。

二次手術

2回法インプラントを埋入した場合、インプラントそのものは一旦歯肉の中に完全に隠れてしまいます。そのためにインプラントを外部に露出させる二次手術が必要な場合があります。手術といっても局所麻酔をして歯肉に小さな穴を開け、インプラントについているカバースクリューをヒーリングアバットメントというキャップに交換するだけの処置です。所要時間は5~10分程度です。

上部構造の印象

インプラントが骨としっかり結合し、歯肉の状態に問題がなければ、上部構造を製作するための型採りを行います。採れた歯型を歯科技工士の元に送り、2~3週間すると上部構造が出来上がって来ます。

印象用コーピング印象用コーピング
印象用コーピングの適合確認印象用コーピングの適合確認
印象採得印象採得
印象印象
上部構造の装着

歯科技工士によって製作された上部構造をインプラントに装着します。上部構造は術者可撤式と言って普段は外れませんが、専用のドライバーを使えばいつでも簡単に外せるようになっています。これでインプラント治療は完成です。

ハイブリッドクラウンハイブリッドクラウン
カスタムアバットメントカスタムアバットメント
口腔内に装着口腔内に装着
アバットメントの適合確認アバットメントの適合確認
メインテナンス

インプラント治療が完了すればそのまま放っておいてもいいわけではありません。天然歯はインプラントと異なり動くことがあります。天然歯が動くとインプラントとの咬み合せが変化し、バランスよく噛むことができなくなります。またインプラントに長期間汚れが付着したままだとインプラント周囲組織が後退するインプラント周囲炎になることがあります。インプラント周囲炎が悪化するとインプラントの脱落に繋がります。インプラントに関わるトラブルを予防するためにも定期検診は不可欠です。天然歯とインプラントの違いをよく理解し、必ずメインテナンスは受けて下さい。

他の治療との比較

インプラント
インプラントにできること
  • 天然歯のように固い物が噛めます。
  • 見た目を天然歯のように仕上げることができます。
  • 通常の歯磨きでお手入れが可能です。
  • 上部構造の修理が簡単にできます。
インプラントにできないこと
  • 健康保険が使えません。
  • 天然歯と連結してブリッジにはできません。
  • 入れ歯のバネを掛けることはできません。※入れ歯をインプラントに直接連結することはできます。
インプラントとブリッジと入れ歯の比較 インプラント
ブリッジ
ブリッジにできること
  • 土台は天然歯なので比較的固いものは噛めます。ただ、土台の歯には大きな負担がかかります。
  • セラミック製のブリッジであれば、見た目を天然歯のように仕上げることができます。
  • デンタルフロスを上手く使えば、通常の歯磨きで手入れができます。
  • ブリッジ製作だけであれば、2~3回の来院で入れることができます。
ブリッジにできないこと
  • 失った歯の数が多い症例ではブリッジにできない場合があります。
  • 健康保険ではブリッジの設計に制約があり、自由に設計することはできません。※自費診療のブリッジであれば、多少融通はききます。
  • ブリッジで歯肉の部分を再現することはできません。
  • ブリッジは修理ができません。
インプラントとブリッジと入れ歯の比較 ブリッジ
入れ歯
入れ歯にできること
  • 失った歯の本数に関係なく比較的短期間で入れることができます。 ※総入れ歯や総入れ歯に近い形の場合は製作に約1カ月かかります。
  • 取り外しができるので、お手入れが簡単にできます。
  • 健康保険でほとんどの入れ歯は作れます。
  • 入れ歯では歯肉の部分も再現できます。
  • 入れ歯は修理が出来るものと出来ないものがあります。
入れ歯にできないこと
  • 固い物は噛めません。
  • 入れ歯のバネがあるので、見た目の自然観は出せません。
  • 調整を繰り返し行わないと馴染みません。
  • 異物感があるので、最初のうちはなかなか馴染めません。
インプラントとブリッジと入れ歯の比較 入れ歯

インプラントQ&A

治療期間はどのくらいかかるのですか?
抜歯の有無や埋入本数、骨補填の有無など、それぞれの条件で治療期間は大きく異なります。すでに歯を失っていて、骨を作る必要がないシンプルな症例なら、約4カ月で治療は完了します。一方、抜歯をしてから治癒を待ち、それから骨を作ってインプラントを埋入するとなると、治療期間が1年以上になることもあります。
手術の際に全身麻酔をしますか?
基本的に全ての症例で局所麻酔のみで手術します。手術に対して恐怖心をお持ちの方には、静脈内鎮静法にてリラックスして頂いてから手術を行います。
誰にでも治療は受けられますか?
インプラント治療を受ける上で注意しなければならない全身疾患がいくつかあります。たとえば、コントロールされていない高血圧や糖尿病の方は、手術前にこれらの疾患の治療が必要だと思います。また骨粗鬆症の治療としてビスホスフォネート系薬剤を投与されている方も検討が必要です。もし全身的な疾患でインプラント治療を躊躇されている方がおられましたら、気軽にご相談ください。医科の先生とも連絡を取り合って対応いたします。
インプラントはどのくらいもちますか?
ブローネマルクインプラントが臨床応用されてから40年以上の歴史を持つインプラントですが、人間の一生と比べるとまだまだ歴史は浅いと言えます。ただ、過去のさまざまなデータから得られる情報では、インプラントは数十年単位でもつことが推測されます。しかしそれは、しっかりとした管理をしているということが大前提の話です。メインテナンスを怠れば、当然それよりも短い期間でインプラントが脱落する恐れがあります。インプラントと天然歯の違いを理解し、しっかりと定期検診は受けましょう。
治療費用はどのくらいかかりますか?
インプラント1本当りの治療費は\345,600~(税込)です。しかし治療方法によって別途費用が発生することがありますので、インプラント治療をお考えの方はご相談下さい。